長らく、HPブログを放置してしまいました。
また、少しずつ更新していきたいと思います。
さて、早速ですが、家の近くにある「謎の神社」のお話。
家から徒歩数分のところに、ひっそりと佇む「謎の神社」があります。
そこはうっそうとした山の中。その奥に、ひっそりと鳥居が立っているのです。
鳥居の存在には、ずいぶん前から気づいていました。
冬になり草木が枯れる時期や、年に数回の草刈りが実施されると、鳥居へと続く道が現れます。
そこで行き止まりになっているので、そこへ行く人はほとんどいません
普段は背丈以上の草木でおおわれるため、近所の人も道があることすら知らないようです。
私も犬の散歩でたまに近くを通る程度です。
何年も前、その鳥居が気になりGoogleマップで調べたことがありました。
鳥居から登ると神社があるようでした。神社名は覚えていませんが、訪れた人の投稿に
祠などの写真が載っていた記憶がおぼろげにあります。
そんなこともあり、鳥居の先には神社があると認識していました。
ある朝、犬の散歩中に、その神社へ続く道の周辺が整備されていることに気づきました。
好奇心がムクムクと湧きあがります。
「これは行くでしょ」
犬の相棒もいることだし、思い切って足を踏み入れました。
重機で開拓された道は、途中からぬかるんでいました。
泥に足を取られながら進むと、やがて鳥居がはっきりと姿を現します。
鳥居の目の前には、整然と並ぶソーラーパネル。
道の開拓は、おそらくこのソーラー設備のためだったのでしょう。
******
そしてついに、鳥居の前に立ちました。
こんなに近くまで来たのは初めてです。
鳥居から先は、坂道になっていて数メートル先はカーブしてます。
その先がどうなっているのか____見えません。
ドキドキします。
帽子を脱ぎ一礼。
「失礼します」と小さく挨拶し、一歩を踏み出しました。
落ち葉が積もり、踏みしめるたびにカサカサと音を立てます。
その音にビクビク。
「もし、イノシシが突進してきたら・・・・」
そんな想像が頭をよぎり、引き返したくなります。
近くに転がっていた丈夫そうな棒を拾いました。
片手に棒、もう片手には犬のリードをしっかりと握る。
犬は落ち葉に大はしゃぎでガザガザと駆け回ります。
私はビクビクしながら、それでもなお、先へと進むのでした。
長くなったので続きはまた今度!!
コメントを残す